名鉄EIエンジニアの年収はいくら 求人・口コミ・統計で徹底比較
「名鉄EIエンジニア 年収」で検索する人の多くは、名古屋鉄道グループの技術会社への転職や就職を考え、求人票の金額が実態に近いのかを知りたいはずです。この記事では、求人票に書かれた年収レンジ、口コミサイトに投稿された年代別の実例、厚生労働省の統計、親会社である名古屋鉄道の年収データを、それぞれの出どころを明示したうえで並べて解説します。
求人票・口コミサイトの公開情報、厚生労働省の統計、親会社の名古屋鉄道の有価証券報告書データにあたり、出どころを明示して書いています。情報は2026年9月20日に確認しました。個人の体験談は掲載していません。
名鉄EIエンジニアとはどんな会社か
名鉄EIエンジニア株式会社とは、名古屋鉄道グループに属する総合技術会社です。名古屋鉄道の信号保守部門が分離独立して1966年12月に設立された「名古屋電気工業株式会社」を前身とし、2003年4月に「株式会社メイエレック」、2018年4月に現在の社名へ変更しました。本社は愛知県名古屋市熱田区にあり、名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩8分の場所にあります。
名古屋鉄道グループでの沿革と位置づけ
名鉄EIエンジニアは、鉄道会社が自前で持っていた技術部門を専門会社として独立させた成り立ちを持ちます。従業員数はおよそ520人から550人、資本金は1億円です(情報源により人数の表記に幅があります)。半世紀以上にわたり、名古屋鉄道の線路脇にある信号機や踏切、変電設備の保守を担ってきました。
- 設立 1966年12月(名古屋電気工業株式会社として)
- 資本金 1億円
- 従業員数 およそ520人から550人
- 本社所在地 愛知県名古屋市熱田区
- 親会社 名古屋鉄道株式会社(名鉄グループ)
鉄道事業と社会インフラ事業という2本の柱
名鉄EIエンジニアの事業は、大きく2つに分かれます。ひとつは名古屋鉄道や全国の鉄道事業者向けに、鉄軌道の電力・信号・通信設備や駅務機器を設計・施工・保守する鉄道事業です。もうひとつは、駅舎や商業施設、オフィス、工場といった建築物の電気・通信・空調・衛生設備を手がける社会インフラ事業です。応募する場合、どちらの事業に配属されるかで担当する現場が変わります。
- 鉄道の信号設備の設計・施工・保守
- 鉄道の通信設備の設計・施工・保守
- 変電所など電路設備の保守
- 駅の券売機や改札機といった駅務機器の保守
- 商業施設やオフィスの電気設備工事
社名は変わっていますが、名古屋鉄道の信号保守を担ってきた歴史は1966年から続いています。求人票だけでなく沿革も見ておくと安心材料になります。
求人票からわかる名鉄EIエンジニアの年収レンジ
求人サイトに掲載されている名鉄EIエンジニアの中途採用情報を見ると、施工管理職で月給21万円から40万円、賞与は年2回で前年実績4.5か月分という記載が見つかります。別の求人では、予定年収650万円から900万円、月額基本給29万円から49万円という表記もあります。これらはいずれも応募時点の募集条件であり、内定時に確定する金額ではない点に注意が必要です。
施工管理職の月給と賞与の例
ある求人票では、電気設備工事の施工管理補佐というポジションについて、月給21万円から40万円、賞与は年2回で前年実績4.5か月分、残業代は全額支給と記載されています。年間休日は120日以上、転勤なし、退職金ありという条件も併記されており、地域限定型の技術職としての募集であることがわかります。
予定年収650万円から900万円という求人の内訳
別の求人票では、予定年収650万円から900万円、月額基本給29万円から49万円、賞与は年2回で前年実績4.5か月分に加えて業績賞与が記載されています。基本給の幅が広いのは、経験年数や保有資格によって採用時の等級が変わるためと考えられます。業績賞与が別立てになっている点は、会社全体の業績に応じて支給額が変動する可能性を示しています。
| 項目 | 求人例A(施工管理補佐) | 求人例B(電気設備施工管理) |
|---|---|---|
| 月給・月額基本給 | 21万円〜40万円 | 29万円〜49万円 |
| 想定年収 | 記載なし | 650万円〜900万円 |
| 賞与 | 年2回(前年実績4.5か月分) | 年2回(前年実績4.5か月分+業績賞与) |
| 年間休日・転勤 | 120日以上・転勤なし | 求人により異なる |
求人票の年収は「これから採用する人への募集条件」です。在籍している社員全員の平均でも、内定時に確定する金額でもありません。同じ会社でも複数の求人を比べると、月給や年収の幅にはかなりの差があります。
口コミに見る年代別の年収イメージと給与制度
口コミサイトには、名鉄EIエンジニアの施工管理職について、28歳で430万円、32歳で530万円から610万円、41歳で760万円という年収の投稿があります。これらは個人が任意で申告した数字であり、全社員を対象にした統計的な平均ではありません。賞与については、6月・12月・4月の年3回に分けて支給され、合計でおよそ100万円になるという口コミも見られます。
口コミサイトに投稿された年代別の年収実例
転職会議などの口コミサイトには、施工管理職の年収として28歳で430万円、32歳で530万円から610万円、41歳で760万円という投稿が確認できます。年齢が上がるにつれて年収が伸びている様子はうかがえますが、投稿者の役職や勤続年数、勤務地までは分かりません。年収の中央値そのものの考え方はエンジニアの年収の中央値の読み方でも解説しています。
賞与の支給回数と昇給・昇進のしくみ
口コミによると、賞与は6月・12月・4月の年3回に分けて支給され、合計でおよそ100万円近くになるという報告があります。昇給については、一般職は上司の裁量に左右されやすく年功序列の色が強い一方、総合職は年次に関係なく昇進できるという投稿も見られます。職種区分によって昇進のスピードが変わる点は、応募前に確認しておきたいところです。
| 年代 | 役職の目安 | 年収の投稿例 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 28歳 | 施工管理職 | 430万円 | 転職会議への投稿 |
| 32歳 | 施工管理職 | 530万円〜610万円 | 転職会議への投稿 |
| 41歳 | 施工管理職 | 760万円 | 転職会議への投稿 |
上の年収例は口コミサイトへの個人の投稿であり、会社が公表した数字ではありません。回答した人数が少ないサイトでは、特定の部署や役職に偏っている可能性があります。求人票や内定通知の金額とあわせて判断してください。
「先輩の年収を聞いて、絶望した」という投稿がOpenWorkにありました。若手と先輩層の年収差をどう捉えるかは、部署や評価のタイミングでも変わりそうです。
統計と親会社データで見る年収の位置づけ
名鉄EIエンジニアは非上場のため、有価証券報告書のような開示書類による平均年収は公表されていません。そこで、近い職種の全国統計と、親会社である名古屋鉄道の年収データを参考として並べます。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、電気工事施工管理技士の年収は月額給与と年間賞与を合わせておよそ755万円程度、企業規模100人から999人の事業所では884万円という水準です。
電気工事施工管理技士の全国平均との比較
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(2026年9月20日確認)では、電気工事施工管理技士の平均年齢は43.8歳、月額給与は47万8900円、年間賞与その他特別給与額は180万5200円と公表されています。月額給与を12倍して年間賞与を足すと、年収はおよそ755万円程度になります。企業規模別では10人から99人で546万円、100人から999人で884万円、1000人以上で719万円と幅があります。
親会社である名古屋鉄道との年収比較
親会社の名古屋鉄道株式会社(東証プライム9048)は、日本経済新聞の企業データによると、有価証券報告書に基づく平均年収634万円、平均年齢44.6歳、従業員数5043人、平均勤続年数23.7年です。名鉄EIエンジニアの求人票にある予定年収650万円から900万円という水準は、親会社の平均年収634万円と近い、あるいはそれを上回る帯にあります。ただしこれは求人時点の条件です。
| データの種類 | 数値 | 数えている対象 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 名鉄EIエンジニアの求人票 | 650万円〜900万円 | 応募中の中途採用ポジション | エン転職などの求人ページ |
| 電気工事施工管理技士の全国平均 | およそ755万円 | 全国の電気工事施工管理技士 | 令和6年賃金構造基本統計調査 |
| 同(企業規模1000人以上) | 719万円 | 従業員1000人以上の事業所勤務者 | 令和6年賃金構造基本統計調査 |
| 親会社・名古屋鉄道の平均年収 | 634万円 | 名古屋鉄道の全従業員5043人 | 有価証券報告書(日経データ) |
求人票の年収と、統計上の平均や親会社の平均は、そもそも数えている対象が違います。どれか1つだけを見て高い安いと判断しないことが大切です。
名鉄EIエンジニアで働くメリットと注意したい点
口コミサイトの評価を見ると、名鉄EIエンジニアには資格取得支援や休日の取りやすさといった強みがある一方、部署による人員のばらつきや昇進の年功序列といった課題も指摘されています。OpenWorkの企業スコアでは、待遇面の満足度が2.8、人事評価の適正感が2.5、20代の成長環境が2.9となっており(回答した正社員をもとにした集計)、良い面と改善余地のある面の両方が数字に表れています。
口コミから見える強み
口コミでは、公的資格の受験料や更新料、交通費を会社が負担する資格取得支援制度や、資格取得時の一時金支給が評価されています。有給休暇の取得率90%を目指しているという社員の発言や、年間休日120日以上という求人条件も、働きやすさを裏づける材料です。売上が伸びており初任給が上がっているという肯定的な投稿もあります。
- 公的資格の受験料を会社が負担
- 資格の更新料を会社が負担
- 試験会場までの交通費を会社が負担
- 資格取得時に一時金を支給
- 社内講習会や勉強会を開催
口コミから見える注意したい点
一方で、部署によって新卒配属の有無に偏りがあり、人が入ってこない部署から退職者が出ているという投稿や、経験を積んだ社員が続けて退職しているという投稿もあります。昇進についても、一般職は上司の裁量に左右されやすく、総合職との違いが大きいという声があります。配属先の部署によって実感が変わりやすい会社だと言えます。
| 観点 | 口コミで挙がっている強み | 口コミで挙がっている注意点 |
|---|---|---|
| 資格・研修 | 資格取得費用の負担、一時金支給 | 月々の手当は数百円程度という声も |
| 休日・残業 | 年間休日120日以上、有給取得率90%目標 | 部署や時期による差がある |
| 昇進・評価 | 総合職は年次に関係なく昇進できる | 一般職は上司の裁量に左右されやすい |
| 定着 | 初任給の引き上げなど成長を感じる声 | 部署によって退職者が続く場合がある |
同じ求人でも「施工管理」と「一般事務」では見えている景色が違います。口コミを読むときは、投稿者がどの職種かも気にしてみてください。
転職を検討する際に準備しておきたいこと
名鉄EIエンジニアへの転職を考えるなら、応募前に資格の有無と応募する職種区分を整理しておくことが実用的です。求人票では、高卒以上で電気の素養があれば業種未経験でも応募できるとされる一方、1級・2級電気工事施工管理技士といった資格は選考で歓迎される条件として挙げられています。入社後は導入研修から始まり、技術研修とOJTを経て現場に配属される流れです。
選考で評価されやすい資格と経験
求人票では、1級・2級電気工事施工管理技士が歓迎される資格として明記されています。これらの資格が無くても、業種未経験・職種未経験で応募できる求人が出されており、電気に関する基礎知識があれば選考の対象になります。資格の取り方は未経験からインフラ系の資格を取得する進め方でも扱っています。
- 1級電気工事施工管理技士
- 2級電気工事施工管理技士
- 電気工事士(第一種・第二種)
- 建築・設備関連の実務経験
- 電気に関する基礎知識(未経験でも応募可の求人あり)
応募前に確認しておきたいポイント
求人票を見るときは、月給や想定年収の金額だけでなく、その金額にみなし残業代や業績賞与が含まれているかどうかを確認してください。配属される事業(鉄道事業か社会インフラ事業か)や勤務地、転勤の有無も、働き方に直結する条件です。面接で配属先の見込みを質問しておくと、入社後のギャップを減らせます。
- 月給・想定年収にみなし残業代が含まれるか
- 賞与に業績賞与が含まれるか、実績はどうか
- 配属予定が鉄道事業か社会インフラ事業か
- 転勤の有無と勤務地の範囲
- 資格取得支援の対象資格と負担範囲
よくある質問
名鉄EIエンジニアの年収について、検索でよく調べられている疑問をまとめます。求人票の金額は掲載時期や職種によって変わるため、実際に応募する際は最新の求人ページで確認してください。以下は2026年9月20日時点で、求人票・口コミサイト・公的統計から確認できた情報にもとづいて、編集部が回答をまとめたものです。
名鉄EIエンジニアの初任給はいくらですか
検索結果には具体的な初任給の金額は見当たりませんでしたが、口コミには「最近は親会社より初任給が良い」という投稿があります。正確な金額は、新卒採用情報サイトの募集要項や、会社説明会で配布される資料で確認するのが確実です。年度によって金額が改定される可能性があるため、応募する年度の最新情報を見てください。
名鉄EIエンジニアは未経験でも転職できますか
求人票には、高卒以上で電気の素養があれば業種未経験・職種未経験でも応募できると記載されている募集があります。入社後は導入研修と技術研修、現場でのOJTを通じてキャリアを積む流れです。1級・2級電気工事施工管理技士などの資格は歓迎条件として挙げられていますが、必須ではない求人もあります。
名鉄EIエンジニアの年収は同業他社と比べて高いですか
厚生労働省の統計による電気工事施工管理技士の全国平均はおよそ755万円程度、親会社の名古屋鉄道の平均年収は634万円です。求人票にある予定年収650万円から900万円という水準は、これらと近い帯にありますが、名鉄EIエンジニア自体の全社員平均は公表されていないため、単純に高い安いと断定することはできません。
名鉄EIエンジニアという社名の由来は何ですか
名鉄EIエンジニアは、1966年12月に名古屋鉄道の信号保守部門が分離独立して設立された名古屋電気工業株式会社を前身とし、2003年4月に株式会社メイエレック、2018年4月に現在の社名へ変更しました。検索した範囲では、EIという略称そのものの由来を明記した公式な説明は見当たりませんでした。
まとめ
名鉄EIエンジニアの年収は、求人票・口コミサイト・統計・親会社データのどれを見るかによって、参照できる数字も意味も変わります。求人票の予定年収は650万円から900万円という水準ですが、これは募集条件であって在籍社員全員の平均ではありません。口コミサイトの28歳430万円、32歳530万円から610万円、41歳760万円という投稿も、個人の自己申告にとどまります。
客観的な比較材料としては、厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」による電気工事施工管理技士の全国平均およそ755万円程度と、親会社である名古屋鉄道の有価証券報告書ベースの平均年収634万円が参考になります。ただし、これらも母集団が異なる数字である点を忘れずに読んでください。
応募先を決める前には、求人票の金額に含まれる手当の範囲と、配属される事業を確認することをおすすめします。ほかの記事はエンジニア転職ラボの記事一覧でご覧いただけます。